2017年04月02日

陥入爪の治療はさまざま

まずは爪疾患治療に積極的な医療機関に受診をおすすめいたします。
実際、私は外来中に当日初診で来られた陥入爪の患者さんのフェノール法をその場で行っております。
今回のケースでは1カ月以上続く炎症性の肉芽を伴うケースですから重症と考えますので、手術の適応となります。手術とはいっても、ブロック麻酔(足趾の付け根に局所麻酔を注射)後、爪棘を除去し、その部位の爪母(爪を作る組織)をフェノールという薬品で破壊するだけであり、実際の手術操作時間は10分未満で日帰り手術で行えます。
ただし、医師によって治療の選択肢・優先順位が変わることもあります。
一般的には、軽症であれば、コットンパッキング法(コットンや抗菌剤ガーゼを爪の下に挿入して爪を浮かす方法)、テーピング法(テーピングにより爪の刺さりを浮かせて解除する方法)、中等症であれば、ワイヤー法(ワイヤーにより爪を矯正する方法・保険適応外)、ガター法(爪棘の部分にチューブを挿入し、刺さりを解除する方法)、重症であれば手術(主としてフェノール法)となります。
それでは、治療はどのようにして行うのか。
こう考えますと、抗菌剤をいくら多用したところで、病態は改善していないことは明白です。
つまり、陥入爪においては、爪棘が刺さっている状態をいかにして改善するか、ということが治療の主目的となります。
一方、陥入爪とは、深爪や外傷を契機に爪棘(とげ状に残存した爪)ができて皮膚に刺さって痛みを伴う状態です。 
巻き爪とは、爪が巻いて変形している状態であり、痛みの有無は問いません。     
まず、巻き爪と陥入爪、この2疾患がよく混同されているので、それを整理しましょう。
お困りの病態は陥入爪です。  


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2017年03月27日

家事支え合い、担い手確保に苦慮

三代修理事長は「支え合い型は従来より報酬が下がるため、専門職が担うのは難しいという実情もあるが、近所の顔なじみや年齢の近い人が担えば、利用者の生活意欲を引き出せる利点もある。高齢者を地域で支えることにつながれば」と話す。
伏見区で訪問介護事業を展開する京都老人福祉協会は、支え合い型サービスの提供に加え、担い手養成機関としても市に指定された。
市は今月下旬にも研修会を開くほか、担い手を自前で養成できる事業所の受け付けも行っている。
すぐに担い手が不足する訳ではない」と強調するが、このままではサービスに影響が生じかねない。
17年度末までに、約1300人の担い手を確保する計画だが、養成終了は現時点で約200人にとどまる。市長寿福祉課は「移行は4月から1年かけて順次進む。
うち約2600人が「支え合い型」に移行すると見込む。   
市によると要支援1~2認定者は約7千人。
8時間で生活援助の目的や高齢者との接し方などを学んだ後、市指定の介護事業所やNPO法人などに有償で雇用され、現場へ派遣される。
一方、介護専門職の不足もあり、そのほかの要支援サービスは「支え合い型」と位置付け、研修で担い手を養成する。  
軽度介護サービスの市町村移管を受け、京都市は要支援者への訪問介護のうち、身体介護を含む「介護型」と、認知症や退院直後の場合などの「生活支援型」は従来通り専門職によるサービスを維持する。
だが、昨年11月以降4回の開催では各110人の定員に対し、参加者は平均45人にとどまっている。
左京区の女性(70)は「じきに支えてもらう側になるが、動ける間は人の役に立ちたい」と語り、西京区の医療事務職の男性(44)は「仕事の合間に経験を積み、いずれは介護職として現場で働きたい」と意気込んだ。
市が1月に開いた担い手養成の研修会。  
市は受講の呼びかけに躍起だ。
市は、定年後間もない元気な高齢者や主婦らの参加を想定して昨年秋から養成研修会を開いているが、受講者は定員の半数にも達せず、計画の6分の1程度しか担い手を養成できていない。
軽度の介護が必要な高齢者らに対して家事や買い物の生活援助を行うため、京都市が4月に始める「訪問支え合い型ヘルプサービス」で担い手の確保が難航している。      


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2017年03月25日

胃壁から出血

■「座薬なら問題ないのでは」も大きな間違い
薬局で自由に買える一般薬の中には胃への負担を軽減する成分を入れているものもあるが、油断は禁物だ。
座薬でもNSAIDsなら潰瘍リスクが高まるのは同じだ。
内服薬と違って座薬なら問題ないと考える人もいるが、これは大きな間違い。
「血液をサラサラにする薬を飲むように勧められた際は、必ず常用している消炎・鎮痛薬の話を医師に伝えること。さらに医療用鎮痛薬を使用する場合には、ほとんどの医師は胃酸の分泌を抑えて胃の粘膜を守る『プロトンポンプ阻害薬』(PPI)や『H2ブロッカー』などの薬を処方します。面倒くさがらずキチンと飲みましょう」
では、どうすればいいのか?
これを防ぐための血液をサラサラにする薬は「抗血小板薬」と「抗凝固薬」の2種類があり、一緒に使っている人は出血リスクはさらに高まる。
ちなみに、止血には2つの段階がある。①血小板が血管の傷ついた部分にくっつき、血小板同士が塊をつくる②凝固因子が働きフィブリンという糊が塊を強固にする。
そんな状態で血液をサラサラにする薬を使えば、胃や腸から出血するリスクが高くなるのは当然だ。
「薬以外で胃の粘膜を荒らすのは、強いストレスや大量飲酒、喫煙、それにピロリ菌などです。心当たりのある人は気をつけましょう。困ったことにNSAIDs潰瘍は、通常の胃・十二指腸潰瘍と違って、みぞおちあたりの痛みや胸やけ、ゲップなどの症状が表れにくく、突然、吐血や下血を起こしたり、自覚のないまま貧血が進行することがあります」
関節リウマチや変形性関節症などの治療で、非ステロイド系消炎・鎮痛薬を常用している高齢者に多く発生する。
このような、痛み止めが原因となる胃・十二指腸の潰瘍を「NSAIDs潰瘍」という。
「中山さんの便は胃から出血したために起きた黒色便です。痛み止めと、血液をサラサラにする薬の副作用が原因でしょう。痛み止めの多くは、非ステロイド系消炎・鎮痛薬(NSAIDs=エヌセイズ)と呼ばれる薬です。痛みの原因物質であるプロスタグランジンを生成する酵素をブロックすることで痛みを和らげます。しかし、このプロスタグランジンの生成を止めると、胃粘膜では防御機能が抑制され、胃粘膜の修復作用が弱まり、胃が荒れたり胃痛などを起こすのです」
それ以降、コールタール状の便が出るようになった。
“わざわざ病院へ行くほどでもない”と市販薬を常用していた中山さんだが、最近、病院で動脈硬化を指摘され、血液をサラサラにする薬を飲むようになった。
天気が下り坂になるたびにひどい頭痛に襲われるうえ、持病の腰痛がうずくからだ。
中山竜彦さん(仮名、63歳)はこの時期、市販の鎮痛薬が欠かせない。
痛み止めの中には胃の粘膜の防御機能を低下させるだけでなく、併用している薬によっては胃壁から出血させることもある。注意が必要だ。
痛みが出るたびに「思わず鎮痛薬に手を伸ばしたくなる」という気持ちはわかるが、胃の対策は大丈夫だろうか? 
そんな中高年も多いのではないか。
季節の変わり目は体のアチコチが痛む――。

http://www.clonazepamonline24x7.com/  


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2017年03月16日

目の難病にiPS移植

理化学研究所多細胞システム形成研究センター(神戸市中央区)や神戸市立医療センター中央市民病院(同市中央区)などは、他人の細胞から作ったiPS細胞を同じ難病の患者に移植する臨床研究を始めており、今年前半にも手術を行う。
「移植する組織の状態などが適切なら、自家移植が安全に行えることを確認した」としている。
患者の状態について、同グループは、腫瘍ができたり拒絶反応が起きたりせず、視力も維持していると発表。
2例目の移植は、細胞に遺伝子変異が見つかったため見送った。
14年9月、70代女性患者の皮膚からiPS細胞を作製した後、目の網膜を保護する網膜色素上皮細胞に変化させ、組織を移植した。
この臨床研究は2013年に始まった。
米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンの同日号に掲載する。
世界で初めて人工多能性幹細胞(iPS細胞)を移植した目の難病「滲出(しんしゅつ)型加齢黄斑変性」の患者について、理化学研究所多細胞システム形成研究センター(神戸市中央区)の高橋政代プロジェクトリーダーらの共同研究グループが16日、2年半たっても経過が良好であると発表した。

http://www.longfordfunrun.com/  


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2016年05月21日

天草イルカマリンワールド

天草イルカマリンワールドは天草の中心街から、国道324号線を海沿いに走っていけば二江大橋を渡ってすぐの場所にあります。
行くためには徒歩か最終的には車でしか行くことができません。

イルカワールドといっても水族館のようないろいろな魚を展示しているわけでなく、イルカウォッチングをメインとした施設です。

このイルカウォッチングですが、インターネットであらかじめ予約をしておくと料金が10%OFFになります。
大人が通常2,500円ですから10%OFFで2,250円になります。
ジュースが2本程度買える金額です。

イルカウォッチングの回数は1日5回で10:00~16:00の間で出港します。

所要時間は約1時間。使用される船は2タイプです。
イルカをより近くで楽しむことができる漁船タイプ
部屋付き、トイレ付きの大型クルーザータイプ

貸切ることも可能で、漁船タイプは30,000円
クルーザータイプは60,000円~80,000円です。

イルカはすべて野生のイルカです。

しかも一年中見ることができます。


シュンム  


Posted by pami  at 10:14

2016年05月20日

天草で観光をするなら

天草で観光をするなら「イルカマリンワールド」がオススメです。
というよりは私がイルカが好きなんです。

私の前世はイルカだと信じているからです。
イルカを見ると他人事じゃないんです。

夢でも港でたたずむイルカになっている夢を見たりします。
実際にイルカを始めて見たのが、福岡の海ノ中道マリンワールド。
初めて自然のイルカを見たのが、鹿児島から沖縄に向かうフェリーで与論島付近を航行しているとき。

そして、静岡に住んでいるときは水族館のハシゴ旅。

結構イルカと縁があります。

ちなみに来世はラッコです。
今のうちに海をキレイにしておかねば!

天草のイルカマリンワールドでは自然のイルカも見れるようです。
港から出港して20分位でイルカウォッチングのスポットに着きます。
ここは年中イルカを見ることができるそうです。
イルカ好きにとっては、天国スポットです。
おそらく想像以上のイルカに遭遇して、興奮度はマックスになると思います。
しかもイルカと並走しているような感覚が味わえます。

ゲレ
  


Posted by pami  at 11:20

2016年05月18日

天草から熊本へ陶磁器のプレゼント

今回の熊本の大地震で飲食店を営んでいる方々で食器が割れてしまうおいう被害を受けた方が多かったようですね。
そこで立ち上がったのが、天草にある5つの窯元です。
そこの窯元の方々が、熊本にある飲食店のオーナーに天草陶磁器を約500点ほど寄贈したそうです。
その陶磁器は新作の試作品だったり、定番の食器などです。
飲食店のオーナーたちは「こんなに良い物をいただいて。。。。。。。。。。。」と非常に喜んでいたようです。
これを企画したのは「内田皿山焼」の木山健太郎さん41歳です。
木山さんは阿蘇地域が世界農業遺産の認定を受ける際に貢献した宮本健真さんがオーナーシェフを務める「リスト・ランテ・ミヤモト」に数年前から食器を納品しているという繋がりがあります。
震災後に宮本さんから木山さんは自分のお店を含めて、多くの飲食店で食器が割れてしまったとの実情を聞き「営業再開に向けての協力の相談を受けていたそうです。
私たちが熊本で食事をすると気に、天草で焼かれた陶磁器で食事をするかもしれませんね。

海中ディーン  


Posted by pami  at 09:55